全国の試験データをもとにブロック別の傾向と対策を徹底分析!
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★ブロック別の合格率と難易度 出題傾向と対策★
- 北海道・東北ブロックへ
北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県 - 関東甲信越ブロックへ
茨城県・栃木県・群馬県・新潟県・山梨県・長野県 - 神奈川・千葉・埼玉ブロックへ
神奈川県・千葉県・埼玉県 - 東京都へ
東京都 - 北陸・東海ブロックへ
富山県・石川県・愛知県・岐阜県・三重県・静岡県 - 近畿ブロックへ
京都府・兵庫県・滋賀県・和歌山県・福井県 - 奈良県へ
奈良県 - 大阪府へ
大阪府 - 中国ブロックへ
鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県 - 四国ブロックへ
香川県・愛媛県・徳島県・高知県 - 九州・沖縄ブロックへ
福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
北海道・東北ブロック(難易度:★★)
北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県
■傾向と対策
以前と比較すると文章が読みにくい設問が減ってきている。出題傾向は基本的なものが主体であり、読解に手こずらなければあまり苦労せずに点数がとれるため、合格率は高め。
■直近3年の合格率
■章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆)
第1章 ★☆☆ 基本的なものが多く、難しくはないが、一部、記述が読み取りにくい出題があった。
第2章 ★☆☆ 選択肢は全体的に素直で、『手引き』の記述をそのまま転用しているものが多い。
第3章 ★☆☆ 過去問でもよく出題されている内容ばかりで、目新しさはほとんどなかった。
第4章 ★★☆ 設問の記述がわかりにくいものが見受けられた。改訂分からの出題は少なめ。
第5章 ★★☆ 問題文や記述の読み取りに難解な表記が多い。
■必勝ポイント
基本を押さえておけば7割近くは得点できる!
関東甲信越ブロック(難易度:★★★)
茨城県・栃木県・群馬県・新潟県・山梨県・長野県
■傾向と対策
作り込まれた感じを受けない出題内容で難易度は高くないが、2015年度は合格率が下がっている。なお、不適切問題があった。
■直近3年の合格率
■章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆)
第1章 ★☆☆ 基本的な問題で構成されている。
第2章 ★★☆ 基本的な問題で構成されており、知っておくべき基礎知識を問う、良い問題となっている。
第3章 ★★☆ 薬の処方による出題が多く、基本の知識を活かす必要がある。
第4章 ★☆☆ 基本的で、細部を問うような問題や引っかけなどもなく、第4章としてはやさしいほう。
第5章 ★★☆ 具体的な成分と使用上の注意との関連についての設問が実に8問出題された。
■必勝ポイント
成分と副作用についてマスターすることが必要。
神奈川・千葉・埼玉ブロック(難易度:★★★)
神奈川県・千葉県・埼玉県
■傾向と対策
昨年までの東京ブロックの傾向に近い、実際の店頭で有用そうな出題が見られる。そのため、基本的なものであっても、受験生には多少難易度が高くなっていたと考えられ、合格率もあまり高くない。
■直近3年の合格率
■章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆)
第1章 ★☆☆ 機能性表示食品などの新しい内容や、他県での頻出部分で出題されない部分があった。
第2章 ★★☆ 実際に勘違いしそうな内容の出題など、よく考えてつくられた問題という印象を受ける。
第3章 ★★★ 漢方薬に絡んだ出題が少し多めで、実践的な問題もあった。
第4章 ★★☆ 基本的な問題で構成されていた。
第5章 ★★☆ 基本的なものながら、実際に店頭で注意が必要な成分がとりあげられていた。
■必勝ポイント
『手引き』の改訂部分について理解が必須。基本を押さえ、そこから幅広く知識を深めたい。
東京都(難易度:★★★)
東京都
■傾向と対策
まさかの神奈川・千葉・埼玉ブロックとの同一問題による同日開催。「あの東京が!?」と、驚いた人は多いはず。安心してください、それほど難しくないですよ。
来年の試験日程が注目されるところである。
■直近3年の合格率
■章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆)
第1章 ★☆☆ 機能性表示食品などの新しい内容や、他県での頻出部分で出題されない部分があった。
第2章 ★★☆ 実際に勘違いしそうな内容の出題など、よく考えてつくられた問題という印象を受ける。
第3章 ★★★ 漢方薬に絡んだ出題が少し多めで、実践的な問題もあった。
第4章 ★★☆ 基本的な問題で構成されていた。
第5章 ★★☆ 基本的なものながら、実際に店頭で注意が必要な成分がとりあげられていた。
■必勝ポイント
基本を押さえ、そこから幅広く知識を深めたい。
北陸・東海ブロック(難易度:★★★)
富山県・石川県・愛知県・岐阜県・三重県・静岡県
■傾向と対策
『手引き』の改訂部分がしっかり出題されて おり、過去問だけに頼らず、まんべんなく学 習することが必要。
■直近3年の合格率
■章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆)
第1章 ★☆☆ 良い問題が多く、それでいて、難しくはなかった。
第2章 ★★☆ 良い問題が多かったと思われる。過去に出題されたものが多く、消去法も使えた。
第3章 ★★☆ 消去法で解けるものが見られ、全体的に解きやすかったと思われる。
第4章 ★★☆ ひっかかりそうな文言が使用され、慎重に解く必要がある。ただし、正誤の消去法が使える。
第5章 ★★☆ 基本的な出題。具体的な成分をあげた問題でも、主要な成分がとりあげられている。
■必勝ポイント
『手引き』の改訂部分について理解が必須。
近畿ブロック(難易度:★★★)
京都府・兵庫県・滋賀県・和歌山県・福井県
■傾向と対策
さほど難易度は高くなく、また、内容はほかのブロックでもよく出題されるものが多いため、比較的攻略しやすいブロックといえる。
なお、2015年度は京都のみ、第3章の出題順が異なるなど、相変わらず油断がならないブロックである。
■直近3年の合格率
■章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆)
第1章 ★☆☆ 基本的な問題で、例年通り。
第2章 ★★☆ 設問内のキーとなる記述の多くが王道のもの。重箱の隅をつつくような嫌らしい問題はない。
第3章 ★★☆ 特定の成分に関する記述がある。改訂部分については、さほど出題されていない。
第4章 ★★☆ 新規改訂部分からの出題がいくつか見られるため、過去問だけでは対応しきれない。
第5章 ★☆☆ 多くは例年通りの出題内容で、過去問を押さえておけば得点できた内容。
■必勝ポイント
医薬品成分に関して、第3章、第5章をしっかり学習!
奈良県(難易度:★★★)
奈良県
■傾向と対策
以前はクセのある問題が多かったが、良問が増える傾向は続いており、合格しやすくなってきていると考えられる。
■直近3年の合格率
■章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆)
第1章 ★★☆ およそ標準的だが、細かな内容の出題もある。
第2章 ★★☆ 全体的に素直で解きやすく、基本的な知識があれば問題なく解けると考えられる。
第3章 ★★☆ 消去法が使いにくいが、記述自体の難易度が高くないため、比較的解きやすい。
第4章 ★★☆ 細部を問う問題が手こずる。難易度を上げるための問題作成の意図が感じられた。
第5章 ★★☆ しっかりとした知識があれば、それほど難しくはなく、標準的だと思われる。
■必勝ポイント
およそ標準的だが、第4章はしっかりとした理解が必要。
大阪府(難易度:★★★)
大阪府
■傾向と対策
標準的で、よく出題される内容となっている。以前は難易度が高めだったが、ここにきて合格率も上昇している。
■直近3年の合格率
■章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆)
第1章 ★★☆ 基本的な問題。
第2章 ★☆☆ 副作用に関する問題も、よく出題される設問が多く、過去問が有効。
第3章 ★☆☆ 誤りの記述がわかりやすく、解きやすい。漢方が多いが、それほど難しくない。
第4章 ★★☆ 基本的な問題。ただし、一部の文言の置き換えなどには注意が必要。
第5章 ★★☆ 基本的な問題が多い。ただし、疑問のある設問も見受けられた。
■必勝ポイント
文言置き換えなどの引っかけに注意。
中国ブロック(難易度:★★★★)
鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県
■傾向と対策
年ごとに出題数にバラつきのあるカテゴリーもあるが、全国的によく出題される問題が多い傾向がある。このため、細かい内容を覚えるよりも、過去問などをしっかり学習しておくことが有効。
■直近3 年の合格率
■章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆)
第1章 ★★☆ 非常に標準的で偏りもない。
第2章 ★☆☆ どこかの項目に偏ることなく、全体的にまんべんなく出題されている。
第3章 ★★☆ 引っかけ問題が多かったという印象。また、消去法が使えないものが多い。
第4章 ★★☆ じっくり読まないと間違えやすく、また、消去法が使えないものも目に付く。
第5章 ★★☆ 問題自体は基本的なものが多いが、消去法が使えないものも多め。
■必勝ポイント
引っかけ問題が多いので、一字一句見直しが必要。
四国ブロック(難易度:★★★★★)
香川県・愛媛県・徳島県・高知県
■傾向と対策
問題の作りではなく、読みにくいことで解き にくい問題が多く、それが難易度を上げてい る一因。2015年度、最も受験生が苦労した であろう内容なのは、合格率からも明らか。
■直近3年の合格率
■章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆)
第1章 ★★★ ちょっとした言葉の入れ替えで誤りとする記述が見られる。
第2章 ★★☆ 『手引き』の記述そのままが多い。わかりにくい言い回しの理解に時間がかかる。
第3章 ★★☆ ケアレスミスを誘うような文字の入れ替えが多い印象。
第4章 ★★★ 『手引き』の本文ではなく、巻末の内容からの出題などが難易度を高めている。
第5章 ★★☆ 正確な記述か疑問が残る出題が多く、総じて難易度が高い。
■必勝ポイント
すみずみまで学習し、さらに、注意深く、よく読んで解答すること。
九州・沖縄ブロック(難易度:★★★★★)
福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
■傾向と対策
基本と重要部分を押さえて考えられたと思わ れる良問が多く、しっかりと知識を問われる ことで、難易度が高くなっている。受験生の 勉強の質が如実にあらわれる試験なのではな いだろうか。
■直近3年の合格率
■章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆)
第1章 ★★☆ 基本的な問題で構成された素直な設問。
第2章 ★★☆ 過去問が有効な頻出の内容だったが、広く知識を問われていることで難易度が上がった。
第3章 ★☆☆ 漢方が7問、生薬関連が8問ほどあり、これらの勉強を避けた人は解きにくかったと思われる。
第4章 ★★☆ 基本的で重要な部分から出題されている。難易度を上げることに走っていない良問。
第5章 ★★☆ 基本的で重要な部分をしっかり押さえている受験者であれば、難しくなかったと思われる。
■必勝ポイント
次回の登録販売者試験は、この過去問をベンチマークに!
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