2016年登録販売者試験傾向と対策 合格率と難易度からのまとめ

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全国の試験データをもとにブロック別の傾向と対策を徹底分析!

2015年度版合格率

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[登録販売者試験 都道府県別まとめ]

まとめ


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★ブロック別の合格率と難易度 出題傾向と対策★

  1. 北海道・東北ブロックへ
    北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県
  2. 関東甲信越ブロックへ
    茨城県・栃木県・群馬県・新潟県・山梨県・長野県
  3. 神奈川・千葉・埼玉ブロックへ
    神奈川県・千葉県・埼玉県
  4. 東京都へ
    東京都
  5. 北陸・東海ブロックへ
    富山県・石川県・愛知県・岐阜県・三重県・静岡県
  6. 近畿ブロックへ
    京都府・兵庫県・滋賀県・和歌山県・福井県
  7. 奈良県へ
    奈良県
  8. 大阪府へ
    大阪府
  9. 中国ブロックへ
    鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県
  10. 四国ブロックへ
    香川県・愛媛県・徳島県・高知県
  11. 九州・沖縄ブロックへ
    福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県

北海道・東北ブロック(難易度:★★)

北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県

傾向と対策

以前と比較すると文章が読みにくい設問が減ってきている。出題傾向は基本的なものが主体であり、読解に手こずらなければあまり苦労せずに点数がとれるため、合格率は高め。

直近3年の合格率

北海道合格率

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★☆☆ 基本的なものが多く、難しくはないが、一部、記述が読み取りにくい出題があった。

第2章 ★☆☆ 選択肢は全体的に素直で、『手引き』の記述をそのまま転用しているものが多い。

第3章 ★☆☆ 過去問でもよく出題されている内容ばかりで、目新しさはほとんどなかった。

第4章 ★★☆ 設問の記述がわかりにくいものが見受けられた。改訂分からの出題は少なめ。

第5章 ★★☆ 問題文や記述の読み取りに難解な表記が多い。

必勝ポイント

基本を押さえておけば7割近くは得点できる!

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関東甲信越ブロック(難易度:★★★)

茨城県・栃木県・群馬県・新潟県・山梨県・長野県

傾向と対策

作り込まれた感じを受けない出題内容で難易度は高くないが、2015年度は合格率が下がっている。なお、不適切問題があった。

直近3年の合格率


関東甲信越合格率

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★☆☆ 基本的な問題で構成されている。

第2章 ★★☆ 基本的な問題で構成されており、知っておくべき基礎知識を問う、良い問題となっている。

第3章 ★★☆ 薬の処方による出題が多く、基本の知識を活かす必要がある。

第4章 ★☆☆ 基本的で、細部を問うような問題や引っかけなどもなく、第4章としてはやさしいほう。

第5章 ★★☆ 具体的な成分と使用上の注意との関連についての設問が実に8問出題された。

必勝ポイント

成分と副作用についてマスターすることが必要。

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神奈川・千葉・埼玉ブロック(難易度:★★★)

神奈川県・千葉県・埼玉県

傾向と対策

昨年までの東京ブロックの傾向に近い、実際の店頭で有用そうな出題が見られる。そのため、基本的なものであっても、受験生には多少難易度が高くなっていたと考えられ、合格率もあまり高くない。

直近3年の合格率


神奈川、千葉、埼玉

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★☆☆ 機能性表示食品などの新しい内容や、他県での頻出部分で出題されない部分があった。

第2章 ★★☆ 実際に勘違いしそうな内容の出題など、よく考えてつくられた問題という印象を受ける。

第3章 ★★★ 漢方薬に絡んだ出題が少し多めで、実践的な問題もあった。

第4章 ★★☆ 基本的な問題で構成されていた。

第5章 ★★☆ 基本的なものながら、実際に店頭で注意が必要な成分がとりあげられていた。

必勝ポイント

『手引き』の改訂部分について理解が必須。基本を押さえ、そこから幅広く知識を深めたい。

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東京都(難易度:★★★)

東京都

傾向と対策

まさかの神奈川・千葉・埼玉ブロックとの同一問題による同日開催。「あの東京が!?」と、驚いた人は多いはず。安心してください、それほど難しくないですよ。
来年の試験日程が注目されるところである。

直近3年の合格率


東京

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★☆☆ 機能性表示食品などの新しい内容や、他県での頻出部分で出題されない部分があった。

第2章 ★★☆ 実際に勘違いしそうな内容の出題など、よく考えてつくられた問題という印象を受ける。

第3章 ★★★ 漢方薬に絡んだ出題が少し多めで、実践的な問題もあった。

第4章 ★★☆ 基本的な問題で構成されていた。

第5章 ★★☆ 基本的なものながら、実際に店頭で注意が必要な成分がとりあげられていた。

必勝ポイント

基本を押さえ、そこから幅広く知識を深めたい。

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北陸・東海ブロック(難易度:★★★)

富山県・石川県・愛知県・岐阜県・三重県・静岡県

傾向と対策

『手引き』の改訂部分がしっかり出題されて おり、過去問だけに頼らず、まんべんなく学 習することが必要。

直近3年の合格率


北陸・東海

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★☆☆ 良い問題が多く、それでいて、難しくはなかった。

第2章 ★★☆ 良い問題が多かったと思われる。過去に出題されたものが多く、消去法も使えた。

第3章 ★★☆ 消去法で解けるものが見られ、全体的に解きやすかったと思われる。

第4章 ★★☆ ひっかかりそうな文言が使用され、慎重に解く必要がある。ただし、正誤の消去法が使える。

第5章 ★★☆ 基本的な出題。具体的な成分をあげた問題でも、主要な成分がとりあげられている。

必勝ポイント

『手引き』の改訂部分について理解が必須。

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近畿ブロック(難易度:★★★)

京都府・兵庫県・滋賀県・和歌山県・福井県

傾向と対策

さほど難易度は高くなく、また、内容はほかのブロックでもよく出題されるものが多いため、比較的攻略しやすいブロックといえる。
なお、2015年度は京都のみ、第3章の出題順が異なるなど、相変わらず油断がならないブロックである。

直近3年の合格率


近畿

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★☆☆ 基本的な問題で、例年通り。

第2章 ★★☆ 設問内のキーとなる記述の多くが王道のもの。重箱の隅をつつくような嫌らしい問題はない。

第3章 ★★☆ 特定の成分に関する記述がある。改訂部分については、さほど出題されていない。

第4章 ★★☆ 新規改訂部分からの出題がいくつか見られるため、過去問だけでは対応しきれない。

第5章 ★☆☆ 多くは例年通りの出題内容で、過去問を押さえておけば得点できた内容。

必勝ポイント

医薬品成分に関して、第3章、第5章をしっかり学習!

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奈良県(難易度:★★★)

奈良県

傾向と対策

以前はクセのある問題が多かったが、良問が増える傾向は続いており、合格しやすくなってきていると考えられる。

直近3年の合格率


奈良

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★★☆ およそ標準的だが、細かな内容の出題もある。

第2章 ★★☆ 全体的に素直で解きやすく、基本的な知識があれば問題なく解けると考えられる。

第3章 ★★☆ 消去法が使いにくいが、記述自体の難易度が高くないため、比較的解きやすい。

第4章 ★★☆ 細部を問う問題が手こずる。難易度を上げるための問題作成の意図が感じられた。

第5章 ★★☆ しっかりとした知識があれば、それほど難しくはなく、標準的だと思われる。

必勝ポイント

およそ標準的だが、第4章はしっかりとした理解が必要。

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大阪府(難易度:★★★)

大阪府

傾向と対策

標準的で、よく出題される内容となっている。以前は難易度が高めだったが、ここにきて合格率も上昇している。

直近3年の合格率


大阪

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★★☆ 基本的な問題。

第2章 ★☆☆ 副作用に関する問題も、よく出題される設問が多く、過去問が有効。

第3章 ★☆☆ 誤りの記述がわかりやすく、解きやすい。漢方が多いが、それほど難しくない。

第4章 ★★☆ 基本的な問題。ただし、一部の文言の置き換えなどには注意が必要。

第5章 ★★☆ 基本的な問題が多い。ただし、疑問のある設問も見受けられた。

必勝ポイント

文言置き換えなどの引っかけに注意。

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中国ブロック(難易度:★★★★)

鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県

傾向と対策

年ごとに出題数にバラつきのあるカテゴリーもあるが、全国的によく出題される問題が多い傾向がある。このため、細かい内容を覚えるよりも、過去問などをしっかり学習しておくことが有効。

直近3 年の合格率


中国

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★★☆ 非常に標準的で偏りもない。

第2章 ★☆☆ どこかの項目に偏ることなく、全体的にまんべんなく出題されている。

第3章 ★★☆ 引っかけ問題が多かったという印象。また、消去法が使えないものが多い。

第4章 ★★☆ じっくり読まないと間違えやすく、また、消去法が使えないものも目に付く。

第5章 ★★☆ 問題自体は基本的なものが多いが、消去法が使えないものも多め。

必勝ポイント

引っかけ問題が多いので、一字一句見直しが必要。

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四国ブロック(難易度:★★★★★)

香川県・愛媛県・徳島県・高知県

傾向と対策

問題の作りではなく、読みにくいことで解き にくい問題が多く、それが難易度を上げてい る一因。2015年度、最も受験生が苦労した であろう内容なのは、合格率からも明らか。

直近3年の合格率


四国

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★★★ ちょっとした言葉の入れ替えで誤りとする記述が見られる。

第2章 ★★☆ 『手引き』の記述そのままが多い。わかりにくい言い回しの理解に時間がかかる。

第3章 ★★☆ ケアレスミスを誘うような文字の入れ替えが多い印象。

第4章 ★★★ 『手引き』の本文ではなく、巻末の内容からの出題などが難易度を高めている。

第5章 ★★☆ 正確な記述か疑問が残る出題が多く、総じて難易度が高い。

必勝ポイント

すみずみまで学習し、さらに、注意深く、よく読んで解答すること。

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九州・沖縄ブロック(難易度:★★★★★)

福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県

傾向と対策

基本と重要部分を押さえて考えられたと思わ れる良問が多く、しっかりと知識を問われる ことで、難易度が高くなっている。受験生の 勉強の質が如実にあらわれる試験なのではな いだろうか。

直近3年の合格率


九州・沖縄

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★★☆ 基本的な問題で構成された素直な設問。

第2章 ★★☆ 過去問が有効な頻出の内容だったが、広く知識を問われていることで難易度が上がった。

第3章 ★☆☆ 漢方が7問、生薬関連が8問ほどあり、これらの勉強を避けた人は解きにくかったと思われる。

第4章 ★★☆ 基本的で重要な部分から出題されている。難易度を上げることに走っていない良問。

第5章 ★★☆ 基本的で重要な部分をしっかり押さえている受験者であれば、難しくなかったと思われる。

必勝ポイント

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