2015年登録販売者試験傾向と対策 合格率と難易度からのまとめ

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全国の試験データをもとにブロック別の傾向と対策を徹底分析!

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2014年度版合格率

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まとめ


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★ブロック別の合格率と難易度 出題傾向と対策★

  1. 北海道・東北ブロックへ
    北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県
  2. 関東甲信越ブロックへ
    茨城県・栃木県・群馬県・新潟県・山梨県・長野県
  3. 神奈川・千葉・埼玉ブロックへ
    神奈川県・千葉県・埼玉県
  4. 東京ブロックへ
    東京都
  5. 北陸・東海ブロックへ
    富山県・石川県・愛知県・岐阜県・三重県・静岡県
  6. 近畿ブロックへ
    京都府・兵庫県・滋賀県・和歌山県・福井県
  7. 奈良ブロックへ
    奈良県
  8. 大阪ブロックへ
    大阪府
  9. 中国ブロックへ
    鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県
  10. 四国ブロックへ
    香川県・愛媛県・徳島県・高知県
  11. 九州・沖縄ブロックへ
    福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県

北海道・東北ブロック(難易度:★★★)

北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県

傾向と対策

基本的に出題内容はどれも一巡した感じが強い。とくに範囲が狭い項目については、やはり頻出問題がカギになる。『手引き』の内容を否定形にした選択肢などはお約束の出題パターンで、読解力が問われるだろう。

直近3年の合格率

北海道合格率

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★★☆「副作用」に関する内容が多い。

第2章 ★★☆「人体」が減少傾向、「副作用」では偽アルドステロン症がよく出る。

第3章 ★★☆ 漢方処方に関する出題は少ない。

第4章 ★★★ 改正薬事法に関わる医薬品の販売や情報提供・指導、特定販売などはしっかりと。

第5章 ★★☆ 変動が大きく、傾向が予測できない。

必勝ポイント

基本を押さえておけば7 割近くは得点できる!

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関東甲信越ブロック(難易度:★★)

茨城県・栃木県・群馬県・新潟県・山梨県・長野県

傾向と対策

難易度は普通のやさしめで直近3年の合格率は上昇傾向にある。多少難しく感じる問題も、消去法で正解を得やすいのが特徴。基本的な問題が多いため、全国的な頻出問題は必ず押さえておきたい。

直近3年の合格率


関東甲信越合格率

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★☆☆ 「副作用」に関する内容が比較的少なく、「薬害の歴史」に関する出題が多い。

第2章 ★★☆ 「薬のはたらき」では、剤形と薬の代謝が毎年出題されている。

第3章 ★★☆ 漢方処方、生薬に関する問題が比較的出やすい。

第4章 ★☆☆ 薬事監視や罰則の問題が加点につながる。

第5章 ★★★ 直近3年では「添付文書」からの出題が非常に多い。

必勝ポイント

濫用のおそれのある医薬品はマークしておくべし!

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神奈川・千葉・埼玉ブロック(難易度:★★★★)

神奈川県・千葉県・埼玉県

傾向と対策

直近3年の合格率は3~4割と、少し難しめのブロック。とくに薬事関連が難しい。問題文だけでは内容がわかりにくい設問が多く、さまざまな内容が一つの設問にまとめられていたりする点に注意。

直近3年の合格率


神奈川、千葉、埼玉

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★★☆ とくに偏りがなく、まんべんなく出題されている。

第2章 ★★★ 「薬のはたらき」がとても多く、剤形に関しては毎年出題される。

第3章 ★★★ 循環器系からの出題が比較的多く、昨年度は6問も出題。

第4章 ★★☆ 薬事関連はけっこう難問。『手引き』の内容の理解がカギ!

第5章 ★☆☆ 「添付文書」から具体的成分名をあげての設問が多い。

必勝ポイント

病理に関する出題が多いため、薬の作用・副作用以外の部分を重点的に!

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東京ブロック(難易度:★★)

東京都

傾向と対策

2014年は急激に難易度を下げたため、前年までとの格差に戸惑う。幅広い学習が必要なことに変わりはないが、解きやすい問題が多くなった。

直近3年の合格率


東京

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★★☆ とくに偏りなく出題され、出題項目の順番も毎年似ている。

第2章 ★★☆ 「人体」「薬のはたらき」「副作用」ごとの出題数は標準的。

第3章 ★★★ とにかく幅広く全体的な学習が必要。

第4章 ★★★ 医薬部外品や化粧品では、具体的な効能・効果から出題される傾向がある。

第5章 ★★★ 登録販売者と購入者の会話形式問題では読解力が必要。

必勝ポイント

第3章では、薬の作用・副作用以外を重点的に学習すると効果的!

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北陸・東海ブロック(難易度:★★★)

富山県・石川県・愛知県・岐阜県・三重県・静岡県

傾向と対策

似た傾向の出題が多かったため、これまでは 過去問を解くことが有効な攻略法だったが、『手引き』が改訂されたことで、変更された部分にも注意が必要になるだろう。薬事関連は難しめ。

直近3年の合格率


北陸・東海

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★☆☆ とくに偏りがなく、 まんべんなく出題されている。

第2章 ★★☆ 1年おきに「人体」が減り、 その分「副作用」が増えるという波がある。

第3章 ★★☆ 漢方処方に関する出題が多く、 かぜ漢方に関しては毎年出題されている。

第4章 ★★★ 薬事関連は、細かな部分で 誤りの記述になっていたりするので見直しが必要。

第5章 ★☆☆ 添付文書に関する出題が多めで、 標準マークのイラスト問題が頻出。

必勝ポイント

病理に関する出題が多いため 薬の作用・副作用以外を より重点的に学習すべし!

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近畿ブロック(難易度:★★)

京都府・兵庫県・滋賀県・和歌山県・福井県

傾向と対策

昨年の合格率は57.6%と、比較的攻略はやさしいブロックといえる。変わった出題形式の場合があるが、内容は他のブロックでも よく出題されるものであるため、慌てずに対処したい。

直近3年の合格率


近畿

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★☆☆ 「薬害の歴史」に関する 出題が多い。

第2章 ★★☆ 「薬のはたらき」では、剤形に関して毎年出題されていた。

第3章 ★★☆ 漢方処方、生薬に関する問題は平均程度だが、かぜ漢方などは頻出。

第4章 ★★☆ 基本的な問題が多く、これまではそれほど難易度は高くない。

第5章 ★☆☆ 「添付文書」「医薬品の安全対策」に関する出題が多いが、問題に特徴はない。

必勝ポイント

第3章は副作用の出題が多いため、薬のはたらきを しっかり学習すべき!

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奈良ブロック(難易度:★★★)

奈良県

傾向と対策

以前はクセのある解きにくい問題が多かっ たが、近年、良問が増えている。『手引き』の改訂絡みで、改正された薬事法関連からどの ような出題がされるかがポイントと見てい いだろう。

直近3年の合格率


奈良

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★★☆ まれに、『手引き』の記載内容の理解が必要な設問が見られる。

第2章 ★★☆ 出題範囲も傾向が読めないが、やはり剤形に関しては必ず1問出題されている。

第3章 ★★☆ 病理に関する出題が多く、薬の作用・副作用以外の部分の学習が重要になる。

第4章 ★★☆ 重要な部分は、形を変えてくり返し出題されている。特定販売などは必出。

第5章 ★★☆ どの項目の出題数も全国並みで、年ごとの変動もほとんど見られない。

必勝ポイント

第3章は、病理に関する出題が多く、薬の作用・副作用以外の学習が重要!

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大阪ブロック(難易度:★★)

大阪府

傾向と対策

対話形式の相談応需の出題形式が大阪の特徴といえる。難易度は平均的だが、ときには他のブロックで見たこともないような内容の出題があるので油断はできない。

直近3年の合格率


大阪

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★★☆ 対話形式の相談応需の設問が出題されたことがある。 この形式は大阪の特徴。

第2章 ★☆☆ 「薬のはたらき」では剤形が毎年出題、「副作用」ではアナフィラキシーショックが頻出。

第3章 ★☆☆ 駆虫薬に関して出題されないこと、漢方処方・生薬の出題が多いことなどが特徴的。

第4章 ★★☆ 一つひとつの正誤がわかっていないと正解を得られないタイプの出題が多い。

第5章 ★★☆ 「使用上の注意」は、直近3回だと5問程度出題されている。 少し難易度が高まる。

必勝ポイント

改正薬事法絡みの 『手引き』の新規記載内容は しっかりと押さえておくべし!

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中国ブロック(難易度:★★★)

鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県

傾向と対策

年ごとに出題数にバラつきのあるカテゴリーもあるが、全国的によく出題される問題が多い傾向がある。このため、細かい内容を覚えるよりも、過去問などをしっかり学習しておくことが有効。

直近3 年の合格率


中国

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★★☆ とくに偏りがなく、まんべんなく出題されている。

第2章 ★☆☆ 全国平均と比較すると、「人体」が多く、「薬のはたらき」が少ない。

第3章 ★★☆ 平均的な出題傾向だが、 細かい内容よりも全国的によく出題される部分が多い。

第4章 ★★☆ よく読まないと引っかかる問題が多い。間違えさせるための記述づくりがある。

第5章 ★★☆ おしなべて、「医薬品の安全対策」の出題数が多い。

必勝ポイント

第4章は引っかけ問題が多いので、一字一句 見直しが必要。

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四国ブロック(難易度:★★★★)

香川県・愛媛県・徳島県・高知県

傾向と対策

基本を押さえる問題が多く、妙な引っかけ問題は少ない。ただし、細かな部分を問う設問など、内容をしっかりと把握しておかないと難しい問題が多いため、難易度は高めといえる。

直近3年の合格率


四国

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★★★ 他ブロックでは頻出の「副作用」や「薬害の歴史」に関する出題が少ない。

第2章 ★★☆ 「人体」では、消化酵素、目、循環器、 泌尿器、皮膚(外皮)が頻出。

第3章 ★★☆ 病理以外は まんべんなく出題されている。

第4章 ★★★ 医薬部外品や化粧品の種類や具体的効能・効果、行政庁の 監視指導や処分は毎年出題。

第5章 ★★☆ 2013年度は他のブロックのように「添付文書」部分が多くなっている。

必勝ポイント

妙な引っかけ問題は少ないので、判断に迷う場合は、消去法が使える。

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九州・沖縄ブロック(難易度:★★★★★)

福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県

傾向と対策

引っかけ問題や、選択肢だけで選べないような設問が多くなり、難易度が高めに。薬事法関連では、改正された部分がしっかり出題されているので、過去問だけでなく、改訂された『手引き』の理解が重要。

直近3年の合格率


九州・沖縄

章ごとの出題傾向と難易度 (難しい:★★★ 普通:★★☆ やさしい:★☆☆

第1章 ★★☆ 「薬害の歴史」に関する出題が多く、毎回、4つの薬害が 盛り込まれて出題される。

第2章 ★★☆ 「人体」では肝臓・胆嚢が頻出。「副作用」では偽アルドステロン症が毎年出題されている。

第3章 ★☆☆ 薬の作用・副作用に関して基本的な内容が多く出題されており、過去問による学習が有効。

第4章 ★★☆ 保健機能食品や医薬部外品・化粧品の具体的効能・効果などに要注意。

第5章 ★★☆ 過去4年間、「一般用医薬品の 安全対策」と「啓発活動」が毎年必ず出題されている。

必勝ポイント

薬事関連は『手引き』の理解が重要。引っかけ問題が多くなり、難易度アップ。

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