これで疑問解決!
ステロイドQ&A

ステロイドって、怖くないの?

「ステロイドが怖い」という話の多くは誤解です。

ステロイド外用剤に関する「怖い話」を聞くことはありますが、その多くは誤解。塗り薬ではなく、内服薬の副作用と混同している場合がほとんどです。
確かに内服薬の場合はさまざまな副作用に注意が必要ですが、塗り薬は塗った患部だけに効くよう工夫されています。体に吸収されたとしてもその量はごくわずかなので、用法・用量を守って使えば怖いことはありません。

どんな症状が出たときにステロイドを使ったほうがいいの?

症状が強いとき、早く治したいときにおすすめです。

湿疹などの皮膚疾患を治療せず、かき壊して傷ができたり、なかなか炎症が治らなかったりすると、あとが残ってしまいがちです。ステロイド外用剤は効き目が高いので、そうした皮膚疾患の症状が強いときでも、素早く治したいときに有効。適切に使えば早く症状を鎮めて、あとを残さず治すことが期待できるお薬です!

ステロイドと非ステロイド、使うならどっちが先?

患部への効き方を考えて効果的に薬を使い分けましょう。

ステロイドは炎症を抑える効果が高く、素早く治療するのに有効。非ステロイドはステロイドに比べると作用がおだやかなので、薬剤の吸収率が高い部位や、症状が軽い患部に使われます。このように、患部への効き方を考えて製剤を選ぶと、効果的に治療できます。
なお医療現場では、早く症状を鎮めることがあとを残さないためにも重要という観点から、まず効き目の強いステロイド外用剤から使用し、症状が緩和してきたら弱いステロイドや非ステロイドなどに切り替える「ステップダウン療法」が主流となっています。

子どもにステロイドを使っても大丈夫? 気をつけたほうがいいことは?

子どもにも使用できますが、こんな注意点があります。

子どもに使用するのをためらう人もいますが、ステロイド外用剤には、赤ちゃんに使える商品もあります。子どもの場合はとくにかき壊しやすいため、早く対処してあげることが、悪化させずにあとを残さないためにも重要になります。注意点としては、「長期間使用しない」「多量に使用しない」など、大人と同様のポイントのほか、子どもがかかりやすい「とびひ」や「ヘルペス」などの感染性の症状に使わない、といったことがあげられます。

ステロイド外用剤の剤形による使い分けは?

軟膏とクリーム、ローションなどの違いを理解しましょう。

市販のステロイド外用剤には、軟膏、クリーム、ローションなど、さまざまなものがあります。それぞれの特徴は以下のようになっています。

  • 軟膏
    患部を保護するはたらきがあり、刺激が少ないので、カサカサ、ジュクジュクどちらの患部にも適しています。
  • クリーム
    軟膏に比べてベタつかず、使用感が良いのが特徴です。カサカサと乾燥した患部には適していますが、ジュクジュクした患部には刺激となるので適していません。
  • ローション
    毛髪があって軟膏やクリームなどが塗りにくい、頭部などに適しています。こちらもジュクジュクした患部には適していません。
使い続けるとクセになる? リバウンドがあるってホント?

ステロイドのせいでクセになったり、リバウンドしたりということはありません。

ステロイド外用剤を使うのがクセになってしまうなんて心配はありません。十分な効き目をもつステロイド外用剤を使えば、早く症状を鎮めることができますが、症状が完治する前に使用をやめてしまうと、治りきらなかった患部がぶり返し、前よりひどくなったと感じることがあります。これがリバウンドと呼ばれているものです。中途半端に治療をやめず、適切な量を、適切な用法で使ってきちんと完治させれば、そのようなことは起こりません。

アンケートに答えて500円のギフト券をGET!

eメールタイプのギフト券500円分 イメージ

ステロイド外用剤のことを知って、さらにアンケートに答えると、お礼として20名様に通販で使えるeメールタイプのギフト券500円分を差し上げます。

応募期間

2020年8月28日~9月30日まで
  • アンケートの応募は1回のみとさせていただきます。
  • 賞品の発送をもって、発表に代えさせていただきます。

【個人情報の取り扱いについて】

  • アンケートでお預かりした個人情報(eメールアドレス)は、応募抽選、賞品の配送、個人を特定しない形での集計・分析以外で使用することはございません。統計情報は、サービス向上のために利用させていただきます。
  • お客様の個人情報をお客様の同意なしに業務委託先以外の 第三者に開示・提供することはありません(法令等により開示を求められた場合を除く)。上記、内容にご同意いただいた上で、アンケートにお答えください。

アンケートは終了しました >