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ステロイド外用剤について、「使うのが怖い」「子どもには使えない」と思い込んではいないでしょうか? あるいは、お客様が怖がるかもとおすすめできなかったことはないでしょうか?
そうしたステロイドへの不安の多くは、誤解です。内服剤と外用剤の副作用を混同してしまっているだけなのです。副作用やお子様への使用を心配されているお客様には、以下の情報をお伝えすることで、安心してお使いいただけるでしょう。
漠然とした恐怖感から、ステロイド外用剤に拒否反応を示すお客様も少なくありません。こうした認識が広まってしまった背景には、マスコミなどが内服と外用のステロイド剤の副作用を区別せず、興味本位かつ誇大にとりあげていた経緯があります。
外用のステロイド剤は、少量を皮膚に直接塗るため、体内に吸収される薬剤の量は内服に比べごくわずかで、全身性の副作用のリスクはないといえます。患部で高い効果を発揮し、さらに内服で問題となる副作用を回避できるステロイドの薬、それが「ステロイド外用剤」なのです。
半世紀以上の歴史があるステロイド外用剤は、各製剤における作用の強弱や使い方のガイドライン、その副作用まで、医療従事者に十分認知されています。また、治療効果の高いステロイド外用剤には、素早く治すことで湿疹のあとが残りにくいなどのメリットもあります。そのため、医療現場では、まず十分な効き目のステロイド外用剤を使い、経過を見ながら徐々に弱い製剤に切り替える「ステップダウン療法」がスタンダード。効き目の弱い薬剤を長期間使うより、治療効果の高い薬剤で短期に治すほうが、副作用やQOLの面からも推奨されているのです。
お客様にはこのようなステロイド外用剤を使用することのメリットと正しい使用法をお伝えし、納得してご使用いただくことが重要になります。
ポイント
このほか、他の医薬品と同様、注意点もあります。以下のような点に注意して、正しく使いましょう!
1週間塗っても治らない、または広範囲の湿疹・皮膚炎は、セルフメディケーションの範囲を超えていますので受診勧奨しましょう。
水虫や帯状疱疹などの感染症に使うと、患部の免疫力が低下して、感染症が悪化する可能性があるので、注意しましょう。
ステロイド外用剤は、適切に使用すればとても効果の高い有用な医薬品です。そんなステロイド外用剤についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。
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