登録販売者試験対策~過去問を制する者は本チャンを制す~ 過去問は"宝の山"だ!!

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なぜ過去問が重要か

自分が受験する都道府県の過去問をやっておくことの重要性は、説明するまでもないだろう。何の受験であろうと、過去問対策は王道だ。 都道府県によって、出題パターンなど問題の作り方、問題とする内容の選択などに特徴があるからだ。

具体的には、過去問によって、「試験問題に慣れる」「どういうところが重要なのか知ることができる」「自分の実力の程度を知ることができる」「弱点を知り、今後の学習計画に生かすことができる」さらに「出題傾向を知ることができる」。その人の状況に合った使い方ができるわけだ。 まず優先すべきは、出題傾向を知ることだろう。どこを重要視しいているかを知り、確実に知識として身につけておくべきところをチェックできる。

過去問は会津磐梯山♪、そう、"宝の山"なのだ。



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最低3年さかのぼれ

範囲は狭いが重要な部分、たとえば「プラセボ効果」などは、1つの問題でほぼ重要な事柄は網羅されてしまうので、あまり過去問をさかのぼる必要はない。過去問が重要になるのは、くくりとして広いもの、たとえば「薬局と販売業」についての問題。「薬局は1問」「店舗販売業は2問」「配置の問題も必ず2問出題されている」「販売業の許可は誰が出すのか」「管理者(薬局の管理者、店舗管理者、区域管理者)について」は頻出といったように、中でも重視している部分がわかってくる。最低3年さかのぼれば見えてくるはず。アユ、あるいはサケになったつもりで激流をさかのぼろう。

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弱点を知り、学習計画の練り直しに生かせ

もうひとつ過去問の生かし方としてあげるなら、「弱点を知る」ことだ。こちらは真剣勝負で問題の解答にチャレンジすることが必要。間違いが多い、自信をもって答えられないなど、自分の弱点部分が浮かび上がってくるはず。たとえば、「行政による監視指導」(まあ、ほとんどの人が弱いけど)で必ず間違えるとか、「消毒薬や殺虫薬」「鎮暈薬の成分ごとの特徴」「耳の構造と各機能(蝸牛と前庭とか)」などで知識が整理されていないとか。これはどちらかというとマイナーなカテゴリーの場合が多い。メジャ-なカテゴリーで弱点があると、これはもうアウトに近い。自分の現在の実力に合わせて、学習計画を立て直すのに役立てよう。 過去問を解いていくことで、次のような分析ができる。 。

 

出題傾向を分析する

出題パターンを知る

<A.置き換え(入れ替え)型>

同じようなはたらきのある成分名の中で置き換えたり、漢方処方製剤の効能・効果と処方名を置き換えたりするパターン。これは、知識がないとなかなか見破れない。問題を作るほうはけっこうラク。 実は、問題制作側にとって一番難しいのは、「誤りの記述を作ること」なのだ。正しいものは『手引き』から抜き出せばいいが、誤りは明らかに誤りでなければならない。おまけに『手引き』の記載内容から判断できるものでなければならない。しかも、その1、2行の記述は独立したものとして正誤が判断できなければならない。というわけで、本来、しっかりした知識があり、じっくり落ち着いて取り組めば、おのずと正解にたどり着けるはず。といっても、パーフェクトな知識は望めないので、過去問に取り組むわけだが...。

<B.一部変更型>

「製造販売業者」とすべきところを「製造業者」としておくような、微妙なパターン。いわゆる「ひっかけ」である。ひっかけもパターン化されているので、問題をこなしているとそれも見えてくる。 たとえば、「小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が短く、服用した医薬品の吸収率が相対的に低い」。そう、「腸が長く」「相対的に高い」が正しい。これなどは大人気でそこら中で出題されている。この引っかけが多いので、早とちりして、正解の文が出されているのに「誤」としてしまう人が出るほどだ。

<C.文末のみ変更型>

最後までしっかり読まないと、あぶない。ただ、逆に言えば、内容的には『手引き』の抜き出しでしっかり読めば難しいことは少ない。

 

頻出(重要)内容と傾向を知る

  • 各都道府県ごとに、必ず出題される部分を押さえる。
  • 同じ範囲の中で、順繰りに出される部分を押さえる。
  • より大きなくくりで、出題される部分が変わるところを押さえる。

(例>「鎮暈薬」は昨年出されたが今年は出題されなかった。次は出そうだ。 )

 

消去法が効くかどうか

「正」あるいは「誤」が一部わかる場合、消去法が効くかどうか 都道府県によっては、単純な正誤の割り振りでなく、判断に迷うものも「正」と「誤」の両方を割り振っている場合もあり、こうした場合は手強い。しかし、記述が4例以上の場合、明らかな「誤」と明らかな「正」が混じる場合が案外多く、消去法を生かさない手はない。
選択肢の配置によって、難しくなる場合がある。たとえば、正誤の組み合わせを問う問題で、記述が3つで、選択肢のすべてに1つずつ「誤」が配置されている場合などだ。東京都はこのパターンが多い。この場合、「誤りを1つ選べ」ということと同じなのだが、記述のすべてについて正誤がわからないと正解を選べない。
というわけで、過去問の重要性、利用価値の高さは十分におわかりいただけたと思う。 「彼を知り己を知らば、百戦して殆(あや)うからず」と、孫子も言っている。「百戦錬磨」という言葉もある。「過去問を制する者は本チャンを制す」なのだ。

 

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