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「母乳至上主義」に警鐘!? 「授乳・離乳の支援ガイド」が改定に

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厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」改定に関する研究会(第3回)が開催され、慣れない授乳や離乳において生じる不安や、インターネットなどの不正確な情報に基づくトラブルについても議論されました。

アレルギーを避けるための過度な食物制限で栄養不足にも

「授乳・離乳の支援ガイド」は、授乳および離乳の望ましい支援の在り方について、妊産婦や子どもに関わる保健医療従事者を対象に作成されたもの。さまざまな場所や立場で働く保健医療従事者が、専門領域が異なっても基本的事項を共有し、一貫した支援を推進するために、2007年3月に作成されました。同ガイドの作成から約10年が経過したことで、科学的知見や育児環境など、授乳および離乳を取り巻く社会環境に変化がみられたことから、有識者によって内容の検証・改定が検討されています。これが改定されると、2007年以来、12年ぶりになるそうです。

近年はインターネットなどでさまざまな情報に触れる機会がありますが、なかには首をかしげるものも。検討会では、母乳だけで育てるために、インターネットで他人の母乳を購入することの衛生面での危険性や、アレルギーを避けるために過度な食物制限をすることで栄養不足に繋がることなどが指摘されました。
こうした不適切な授乳・離乳は、慣れない授乳や離乳において生じる不安などから引き起こされるとして、以下のような4つのポイントが検討されています。

(1)授乳・離乳を取り巻く最新の科学的知見等を踏まえた適切な支援の充実
食物アレルギーの予防や、新たに流通する乳児用液体ミルクに関する情報などの記載。

(2)授乳開始から授乳リズムの確立時期の支援内容の充実
母親の不安に寄り添いつつ、授乳リズムを確立できるよう、子育て世代包括支援センターなどを活用した継続的な支援や情報提供の記載。

(3)食物アレルギー予防に関する支援の充実
近年の食物アレルギー児の増加や科学的知見などをふまえ、アレルゲンになりうる食品の適切な摂取時期や、医師の診断に基づいた授乳および離乳の支援についてなどを新たな項目として記載。

(4)妊娠期からの授乳・離乳等に関する情報提供の在り方
妊婦健康診査や両親学級、3~4カ月健康診査等を活用し、授乳方法や離乳開始時期、妊娠から離乳完了までの各時期に必要な情報を記載。

店頭でも、こうした指針を元に、妊産婦の皆さんやご家族に正確な情報を提供するよう心がけましょう。そのうえで、授乳に関する不安を、適切な離乳食、乳児用ミルクを提案することなどで解決できるように努めたいものです。


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